君を想うとⅡ~Secret love~



「わかったら早く乗って?
時間がもったいない。」






は~。
噂には聞いてたけど…、部長さんは強引だな。



こりゃ伊織は大変だあ。






天使の笑顔の奥にある悪魔の目に気づいたあたしは、


「それじゃあ遠慮なく……」



と、彼の車の助手席に乗り込んだ。










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