茜色



「ねぇ。LOVEなNIGHTはいつヤッたの?」


杏莉。目をキラキラさせて言うな。可愛いだけだ



「どっちから誘った???」


すっげぇニヤニヤしながら聞く梓



『あんたら。人の事情聞いて楽しんでんじゃねぇよ。誰が言うか馬鹿』




そういうと杏莉が

「茜のいけず〜〜☆
ん〜じゃあ、蓮の私服ってやっぱ、カッコいいでしょ???」



「あぁ。半端ないよな。あいつって街中歩くと女が全員振り向くんだから!」





すげーな。おい、



あいつドンだけカッコいいんだよ。



まぁ、ヤバいな………

私服見たとき、あたしって柄じゃないけど、鼻血出そうだったもん。



『あっ。でもあいつとはいつも私服がカブルな。』




「つまり………どういうこと??」



『あたしがベストにウエスタンのブーツ履いて、蓮にあうと、ほぼ同じ服装なんだよ。前も、ライダースジャケットにハットって言う組み合わせも一緒だったし。』






「茜姉さん……あんたいつも何着てるんだよ。女の子ならワンピース〜☆とかだろ?」




「あずちん、それはね。私が仁と付き合う前まで茜が彼氏みたいなもんだったのよ。その影響だね」



『多分ね。でも、あたしがワンピースってのもね。似合わないあたしが着たらワンピースが泣いてしまうんでね。』






「いいじゃん。茜絶対似合うって!俺と杏莉が保証する!!今度のデートミニスカ履いていけ!!」





はぁ!?



『お前何言ってんの!?あたしがなんで履くのさ!!しかもミニ………』




「何言ってんの!茜!気合いだよ!気合い!」



『でも蓮が「俺がなんだって?」




え゙??





後ろを振り返ると



噂の蓮ちゃんがいた。



「なぁ蓮。お前と茜ってデートの時服が被るんだって?」



「あぁ。何故かな。でも別にいいんじゃね?人の好みだし、似合ってるし。」





ナイス!!!


さすが蓮ちゃん!!



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