茜色
ぱたん。。。
『ふぅ…………』
留学か。全然考えてなかった………。
でも、かなり興味はある。行きたい………。
「お前、留学すんの?」
隣にいた蓮があたしに聞いてきた。
話しかけられただけなのに、すごいドキドキする……
『………わかんない。でも、興味がないわけではないから、しばらく考える。……あ、あんたは?』
別れたのに蓮って言ってしまったら、未練がましく思うから、あえて「あんた」って言った。
「俺もわからねぇな。そんな簡単な事じゃねぇし。でも、俺も行きたいとは思う。」
確かに………
あまり、軽い問題じゃないしね。
これはみんなに相談してみよ。
「じゃあ、帰るか。」
あたしの手を引っ張って帰ろうとする蓮………
『だ、だめ。』
あたしがこう言ったとたんに足が止まり、睨む蓮………