茜色


「茜と蓮!!私らを置いていくなんてひど過ぎる!!」



予感的中☆


杏莉と梓だった。




『ごめーん(泣 でも、どうやって抜け出した?』




杏莉達に聞くあたし。



「オレらは、お前達を追いかけた振りしてた。でも一旦、教室戻るのも面倒だから、屋上に来たってわけ☆☆」



なるほど、



バァン――………




またドアの開く音がした。


今度は誰だろ?






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