白衣の王子様




私は我慢出来なかった



ギュッ




先生に抱き着いた




「うわ~~~ん。なんで私なの?早くっっ治してよ。家に帰りたいよ」




先生は黙って背中をさすってくれた




それだけどとても安心できた



先生のちょっとごつごつした手が私の背中を撫でるたびにドキドキした








ドキドキ?




まっ今は考えないでおこう




< 21 / 38 >

この作品をシェア

pagetop