空の大きさ
実際中に入るとみんなは一緒に返って来た俺たちよりも昼飯の方が大事みたいだった。
ただ一人を覗いては。
「空良、お前どこいってたんだよ」
「ん、ちょっとな」
なんて言い訳が通じるはずもなく、
「お前堀内と一緒にいたのか?」
ここで本当のことを教えたいのと、本当のことは俺と堀内だけの秘密にしたい気持ちが俺の中で戦っていた。
結局勝ったのは、俺と堀内だけの秘密にすること。
「内緒」
堀内みたいにいたずらっ子っぽく言ってみた。
「気持ち悪い」
と、言われてしまった。