イケメン医師の危ない検査!!



脇に挟むとすぐに、ピピピッとなる。

見てみると、38.4


「うわ、高っ!」

「貸して。」


先生に手渡すと、先生は顔を顰めた。


「ちょっと心拍とらせて。」


そう言って聴診器を胸にあててくる。
そして、真剣な顔をしてこういう。


「喘息ひどいね。入院するか?」

「そんなにひどい?」

「多分…。」


え?多分って何!?
あなた医師でしょ!
多分とか言葉使うなよっ!


「入院した方が早く治るし、楽ですよ」

「うん、じゃあそうする。苦しいの嫌だし、楽になるんだったらそれでいい。」

「了解。」


< 22 / 54 >

この作品をシェア

pagetop