過去へのダイブ~100年分恋した~
ヒナタの秘密


「……そろそろ戻るか」

立ち上がり部屋に戻ろうとするヒナタをつい呼び止めてしまった

このままこの夜が終わってしまうのが何だか淋しかった


『あっヒナタ...』


何も言わずただ振り向いてこっちを見るだけのヒナタ


「…なに?」


『あのさ、私…このままここにいてもいいの?ほら、私って使い道なさそうだし』


あ~もう!何言っちゃってんの?


もしヒナタに出ていけって言われたらどうすんのよ~!


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