ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅱ
嬉しくて、嬉しくて、あたしは生まれてきてよかったとさえ思えた。



あんな冷え切った家族の中で生まれてきた意味さえ分からなくなってたから。




泣いてるのがバレないように顔を隠した。






「侠也、お弁当作ってきたから、どっか行こう?」


「ああ、どこ行きたい?」


「公園。この辺ある?」


「まあ、車でいけばいい」






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