《完》流されオンナ流、幸せの見つけ方
ここからが始まり
     ☆☆☆☆☆




――それから3ヶ月後。






事務所の真ん中で、
あたしは受け取った花束を
胸に、仕事仲間の面々に
囲まれてた。





「お疲れさまでした。

がんばって下さいね!」





みんな口々に激励して
くれる中、真山さんだけが
戸惑った顔で、





「なぁ。

本当に、オレのせいじゃ
ないのか?」





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