どっきどき❢

中学入学

私は母と、入学式へとやってきた。

昇降口を入るとすぐ、
クラスの名簿が張ってあった。

「あら、百花ちゃんとクラス違うじゃない。ざんね~ん。」

母は言う。百花ちゃんは小学校からずっと仲良しで、家も隣の子。

そのころ、小学校の時に仲良かった子がきた。
私は声をかける。

「お、紫音ちゃんおはよ~。」

「はよ~。」

「ウチらクラス一緒みたいだよ。」

私はこの友達と一緒に教室へ行った。
この子とは小学校のとき、4人グループで1学期から
序々に仲良くなっていき、3学期に急激にかなり仲良しグループとなり
その中の1人である。

でも実は、
私はこの子が嫌い。


とにかくウザいから。
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