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「お母さん」

アステカ小学校2年3組の小鹿トモヤは、間違って担任の坂下ケイティー先生に「お母さん」と呼びかけてしまった。

「ああん!?なんであたいが、あんたのオカンなのさ!」

ケイティー先生は、トモヤの胸倉をつかんで、彼の小さな体を吊り上げた。

「アンタ、ヤクでもやってんのかい?」

そう言うと、ケイティー先生はトモヤの袖をまくり、腕に注射痕がないか調べ始めた。

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