619
「ああ・・・この619ってのは、なんか引っかかったか?」

「残念ながら、まったく」

「関係者で怪しそうなのはいるのか?」

「私に少しだけ心当たりがあります。彼女とは前の事件、といっても、立件はされなかったんですが、そこで関わったことがありました」

鬼ザクロは「ほう」とわずかに驚いて、コワルスキーの続きを待った。
< 18 / 117 >

この作品をシェア

pagetop