叶わなくても
何とか乗り切った前半。

後半は、厨房なので、あたしと聖也は拓哉さんの店で慣れているので楽だった。

次の日は、あたし達は自由の身。

でも、宣伝はしなくちゃいけないのでアリスと白うさぎの衣装に身を包んで店を見てまわる。

「アリス、何食べたい?」

「アリス!?」

「うん 可愛いから」

「・・・\\\」

「俺のことは、・・・うさぎさん☆」

「なんか、・・・」

「なに?」

聖也の顔が意地悪だよぉ・・・

その日は、二人で最後の文化祭を楽しんだ。
< 101 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop