叶わなくても
第六章手強い敵

敵・・・現る!!

今日は、年に一度の夏祭り☆

あたしは、もちろん聖也と二人で行く。

待ち合わせは、六時にあたしの家に迎えに来てくれる。

それまでに、あたしは浴衣を着て髪もセットして化粧をする。

化粧をするなんて年に2回ぐらいのあたしは、失敗の連続でギリギリ聖也が来る前に終わらせたけど、大丈夫かなぁ・・・?

やっぱり、毎日化粧はしなくちゃすぐに出来ないね・・・

「・・・\\\」

「どうしたの?」

「いや・・・可愛すぎだから」

「もう・・・!!」

「いや!!マジだって」

「・・・ありがとう」

「キスしていい?」

「なんでっ!?」

「可愛すぎて・・・」

「聞かないでよ・・・」

「じゃあ、する」

ちゅっと、唇を奪われた。

ゆっくり、目を閉じるあたし。


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