学校破壊



一瞬、静かになったものの、


「そうだな。仲間なんだし名前ぐらい知らないとなっ。」


さっきまでの顔とうって変わって柔らかい表情をしている女子生徒達。



光は、一人の生徒が言った言葉を聞いてニッと笑った。



三人の生徒は、藍香の周りに寄ってきた。



「私は、藍香。で、クラスの中でも特に仲の良いヤツ石川と長野と福島。」


藍香は、そう言いながら三人の肩を叩いていく。


三人はにこっと光を見て笑った。



「よろしくなっ。光!!そうだメルアド交換しようぜぇー。」


石川はそう言うと、制服のポケットから赤い携帯を取り出した。




< 33 / 333 >

この作品をシェア

pagetop