LOVE★sick
姫ちゃんと会うのは、いつぶりだろうか……。
「天ちゃん、久しぶりだね」
「う、うん……」
あたしの事を“天ちゃん”と言う人は、姫ちゃんだけ。
「天ちゃんは毎日偉いよね〜。あたしには真似できないや」
「…………」
「あっ、ヤバッ!!このあと予約あったんだ!!
じゃあ、またね!!」
「…………」
一体、何をしたかったのか。
行動が不可解な姫ちゃんに呆然とするあたし。
いつまで経っても姫ちゃんはわからない。
わかるのは、重い買い物袋をあたしが持って帰らなきゃいけないって事。
「…………帰ろ」