◆恋愛詩◆






あのときの貴方を幾度となく思い出す。




思い出すだけで、涙が出る。







「待って、置いていかないで」





消え掛かる君の残像を追いかけた。





触れたときには君は煙となって空に溶けていった。




手には残らない感触。




昔は君の温もりに触れられたのに・・。








少し硬い大きな手に触れられたのに。












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