◆恋愛詩◆




「そっか、良かった」




フフって笑うとね。




君、私をぎゅっと包み込んでくれた。




どうしたのって聞いたら、君顔を伏せたまま





「今は、君がいるからもっともっと幸せ。頑張れる。」






て、透き通るような穏やかな声で言うんだ。





だからね、私。





そっと君の頬にキスしたの。




驚く君可愛かったよ。





「ねぇ、その香水ずっとつけてね」




「ずっと?」




「ずーっと!私が、いるんだから」



「・・・うん、ずっとね」





「ずっと・・・」






君の香水の匂いは私の匂い。



















       end
< 36 / 50 >

この作品をシェア

pagetop