◆恋愛詩◆

僕は結局自分のしでかしてしまった責任を、きみに押し付けているだけ。





きみが、悲しんでいるのに。




僕は、きみを更に悲しませてしまっているだけ。






いっそ、きみの記憶の中から僕を消し去って欲しい。





僕は、もうきみを守ってあげる事はできないから。




それは、結局逃げているだけかもしれないけれど。





きみのためだと、勝手に解釈しているだけかもしれないけれど。







きみの悲しい顔も、苦しい顔も、寂しそうな顔も。








僕はもうさせたくないんだ。






僕のために…。



僕のせいで…。




君は、涙を見せなくてもいいんだよと。