オレンジ

├Sideたいよう




「向日葵が俺のこと忘れてしまうと思ったら、耐えられなくて、お前のこと忘れるために他に女つくて、荒れまくってた」



7歳も年下の女の子に俺は、本気で惚れてた



「マジで、ロリコンかって、自分を責めた…でも、向日葵は俺の心から消えてくれなかった」



いくら向日葵を消そうとしても、消えてくれなくて…


だから、開き直って何年もこの日を待ってたって言うのに…



「お前って奴は、本当に忘れてやがる」



心の底では、少し“期待してた”って言うのに…



「まぁ、お前が忘れてたら、いくらでも待つつもりだったけど…無理かもしれねぇな」


「え?」



もう待てない…


10年も待ったんだから




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