16の冬
第一章
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鳴りやまない拍手
あたしを呼ぶ声
すべてが星屑みたいで
あたしは思わず
目を細めたんだ
亜由、あたしの声
そこまで聴こえるかな
届いてるのかな
あたしは今日も、
すべてを背負って
叫び続けます
7月12日 START☆・*゚
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突然の朗報とは
まさにこの事だと思う。
あれはまだ、
俺が15才だった頃の話だ。
あの頃の夢を捨てて
しがないおじさんに
なりかけている俺のことを
アイツはどう思って
見ているんだろうか。
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最初から分かってた。
ヤンキーのあたしを
誰も愛しやしないって。
汚れて荒んだあたしに残ってた
感情が、愛されたい、だった。
あたしだってなれるなら
綾香さんみたいな女性に
なりたかった。
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1月3日 一部修正
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