好きです。 ~春~
「「「ごめんなさい~」」」
泣いて逃げてった
「はい。
タオル」
「ありがとう。
あと、悪いんだけど…
あんた誰?」
「うっわ~。
きつっ!!」
「あっ!!
ごめん。
もしかして会った事ある?」
「会った事も何も…
今同じクラスだし、同じ道場だし、一回大会で当たったし」
「ごめん。
わかんない」
「いいよ。
斉藤いつも練習頑張ってるし。
学校ではいつも雅人見てるし」
えっ!!
「気付かれてないと思った?
俺いつも、斉藤見てるから解る」