月と太陽。
只今、メリーゴーランドに乗ってます。

は??

メリーゴーランド??

って。

思ったでしょ??

でもね。

私さ。

言ったんだよ??

美月「この歳で、メリーゴーランドとか、恥ずいって。」

ぢゃあさ。

太陽「恥ずくねぇーよ。怖いのかよ??」

とか言い出して。

しゃーなしに乗ってる。

子供1「あの赤い髪の人、メリーゴーランド乗ってはしゃいでるよ??」

子供2「本当だぁ。恥ずかしくないのかな??」

太陽「恥ずくねぇーよ。」

子供1「わぁっ!!!しゃべった。」

太陽「人間なんだから、しゃべるわっ!!!(笑)」

何も、子供相手にそんなにマジにならなくても・・・。

太陽「なぁ。美月。」

美月「な、何??」

太陽「この歳で、メリーゴーランド乗って、はしゃいでたら、恥ずいか??」

美月「当たり前。ってか、遊園地来たことないの??(笑)」

馬鹿なことばっかり聞くから、そう言った。

冗談のつもりだった。

「あるに決まってんだろっ!!!」って、言うと思ってた。

でも。

太陽「ないよ。親、いなかったから。」

あ・・・。

今のって、聞いちゃいけないやつだったかも・・・。

そう自分の中で、思っていたら。

太陽「今さ。聞いちゃいけないやつかも・・・。とか思っただろ??」

美月「え??何で分かんの??」

太陽「まぁ。分かるよ。ってかさ。俺の事知ってもらいたいから。いいよ??全然。いっぱい色んなこと、聞いてくれて。」

美月「え??・・・うん。ありがとう。」

そんな話をしているとメリーゴーランドが止まった。

太陽「さてと。昼飯でも食うか。」

美月「うん。そうしよぉ。そうしよぉ。」

近くにあった、カレー屋さんに入った。
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