君の隣で





「……たぞ。おい、ついたぞ。矢野、宮本!!」


誰かの声に呼ばれ、目を開ける。


そこには、クラスメイトの


久野 亮太
-クノ リョウタ-


がいた。


「んぁ、亮太…?」


「おい矢野ぉ…お前ら、デキてんの?」


お前ら…?


隣を見てみると、俺の肩に頭を乗せて寝ている宮本。


そして、宮本の頭の上にさらに頭を乗っけている俺。


なぜか俺の腕は宮本の胸の谷間。


………なんだこの体勢。





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