危険な君の甘いお仕置き

★悠紀side★



…くっそぉ…!!!


シュッ


ガコン!!!!


さっきっからバスケットボールが


リングに当たって跳ね返る音を


何回聞いただろう???



「悠紀〜♪」


「…なんだよ翔!!!」


このイライラしてる時に!!


「なに殺気たってバスケしてんだよ(笑)今日の美亜ちゃんのこと気にしてんのか??」



「ばっ…///気にしてるわけないだろ!?!?!?」


俺が言ってもニヤニヤしてる翔。


どうやら俺は考えてることが


顔に出ているらしい。


「ふ〜ん…♪」


それだけいって翔は自分の練習に


戻っていった。


…。

翔にはお見通しかよ。

あれでも親友だからな。

俺の考えてることが

わかるんだろう……。


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