CRY〜自分らしく〜
出会い
ソフトテニスに出会ったのは、中1のときだった。

学校を入ると、満開の桜並木があり、
親友の維吹(いぶき)とおしゃべりしながら登校していると、

その時だった!…

「!!危な〜い!!」
3秒前の事だった……

「へっ?」
白くて、丸い物体が私の顔面に直撃した。

(バン!!) (いだ!!)

「痛〜……」

「海!!大丈夫!?」
あ、自己紹介が遅れました。物語の途中ですがお付き合い下さい。

私の名前は、大空 海。(おおそら うみ)顔は、漫画にでてくる美少女でもなければ不細工でもない、つまり普通ってこと。

性格は、一言で言えば
怠け者。

そんな、私でも夢中になれるのがあるんだってわかるのがこの、物語の続き…

では、続きをどうぞ♪


「海!!大丈夫!?」

「……うん…なんとか…」

「すいません!大丈夫?」
男の人だった。中2かな?
うちより、少し身長が低い感じだな……

「あ、はい…大丈夫です。」
「………」
「…?あの、どうかしました?」
「お前、今俺の事チビって思っただろ?」

え、図星……なんですけど……

どうしよう……うち、あまり嘘つけないタイプだからなぁ……

やっぱり、ここは素直に言ったほいがいいかな?

で、でも……

「自分、嘘つけないから素直にチビって言ったほうがいいかな?………とか??」

「!!!!」
あ、当たってる!?
何、この先輩!?勘良すぎる!!

「もしかして、当たってる?」

「……はい……」

「……ぷっ……」

ぷっ!? わ、笑われた!?

「お前、面白すぎ!」

へっ?

私は、ただぽかんとしてるだけだった。

「「翼!!!早く戻ってこ〜い!」」

2人の先輩が、大声で言った。

「はいよ〜!!」
先輩は、言った。

「じゃ、またな。」

先輩は、去って行った。

「何、あの人…」

これが、私と翼先輩の出会いだった。
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