瑠璃色の見せた奇跡


その夜、ガラスの破片の混入された大皿から、新たに3つほどのガラスの破片が見つかり、屋敷の使用人も含め困惑の色を隠せなかった。


一体誰が??


口々に皆が囁く。


『犯人探しをしてももう仕方がないだろう。百合も気にするな。お前のせいじゃないからな。』


シバが優しい言葉をかけた。


『……うん。』


『クロウ、ちょっといいか?』




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