ヌードなアタシ

休み時間

奈緒とのおしゃべりは変わらないけど
奈緒は卓己くんの事を話さなくなった。

以前なら
卓己くんがどうしたとか
メールの返事がこうだったとか…

そんな報告を
ちくいち聞かされていた。

卓己くんの話をする時
奈緒は顔を赤らめ嬉しそうだったのに。



『ねぇ…奈緒
卓己くんと何かあった?』


聞いてみても


『えっ?なんで?何もないよぉ』


笑って答える…

気になってはいたけど
相変わらず
昼休みは3人仲良く過ごしていたので

あえてしつこく聞き出す事はしなかった。



放課後
いつもの様に帰り支度をしていると
奈緒が後ろをむいて話しかけてきた。



『今日もレッスン?』


『うん』


ウオーキングレッスンに
通っている事は話したけど

事務所に籍を移した事は
まだ2人には言ってない。


落ち着いたら3人でいる時に
話そうと思っていた。

卓己くんと話した時
頑張れって応援してくれたから…

奈緒から伝わるのじゃなく
アタシから2人に話したかった。
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