小悪魔×俺様
でもここは一応路上なので、やめときます…。





俺は咲樹菜をそっと抱きしめた。





「弘夢超好き…。」

「俺も。」





言葉だけで満たされる。





そんな相手咲樹菜しかいない。





奈々や…奈々以外にも傷つけてきた女達。




ごめんなさい。





俺のことは恨んでいてくれていい。





いつか幸せになってください。






「とりあえず、家入れ。」

「ん。弘、まだ仕事?」

「うん。」

「行ってらっしゃい!!」






俺の癒し!!




咲樹菜だけは何があっても傷つけません!!













「弘夢…。」

「奈々。」





あれから何日か経って、奈々のことも忘れかけてたある日。




偶然スタジオで会った。





「この前はごめんね。」

「いや…。」

「ちょっと羨ましかったの。」

「は?」

「弘夢に想われてる咲樹菜ちゃんが。…まだ好きって言ったのはホントだよ?」

「ごめん…。」





いくら言われても、俺はもう咲樹菜一筋。




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