小悪魔×俺様
まぁ、俺も人のこと言えねぇんだけど…。





はぁ〜…。





別に俺が関わらなくても大丈夫なことならいいんだけど…。





あの雰囲気からして俺も関わってそうだから。






咲樹菜を問い詰めるしかねぇじゃん?










「ただいま〜。」

「おい。部屋行くぞ?」

「う、うん…。」





なにビビッてんだよ…。




咲樹菜と部屋に入り、向かい合ってソファーに座る。





「…で?何があったんだ?」

「な、なんもないってば!!」

「この俺がお前の嘘くらいわかんねぇわけねぇだろ。葉那も琉も言わねぇし。」





咲樹菜は俯いて俺を見ない。





「弘夢には…言えないもん。」

「なんで?」

「…言えないから…。」






そこまで言っといて教えてくんねぇの!?




余計気になるし…。





「俺が信用できねぇ?まぁ、それならそれで仕方ねぇけど。」

「違っ…!!弘夢を…傷つけたくなくて…」





俺が傷つくようなことなわけ?




ってか…キュンきた、キュン…。




かわいすぎ…。





って…今はおいといて…。



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