まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
嫉妬で狂う毎日
未来になんて話そう


携帯を持ってメールを
打っては
消す・・・・。

何度も繰り返した。



もうすぐ帰るのに……
こんなことになってしまった。



未来を傷つけてしまう


それが恐怖だった。
自分のまいた種


未来のまえでは完璧な男でいたかった。


そんな俺をまた瑠琉が
落としてくれた。


「私も一緒に戻ることにしたの。
パパに話して
肇の学校に転入させてもらった。」



ニッコリ微笑む悪魔


俺は何も言えない・・・・・。


「ロザリーから聞いたわ。
肇けっこう遊んでたのね。
大事な彼女がいるって言ってたけど?
浮気してたんだ~
彼女聞いたらガッカリするよね。」



俺の心を覗き込む。
めちゃめちゃ不快だったけど


何も言えない……。



「抱いて……」
瑠琉は妖しい目で俺を誘った。



もうどうなってもいい
考えるのも面倒になった。
流されるままに流されろ。
どうで未来を傷つける……


俺らのきれいな約束は
俺のせいで薄汚れてしまった。



未来のそばを離れるんじゃなかった……


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