☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。


「え…?なんで笑うの!」

「あぁ、ごめんごめん!今の顔、万里子にそっくりだったからやっぱり親子なんだな〜と思ってな♪」

「そ…そうなんだ…////」

「あぁ、笑うところが凄く可愛いんだ♪……あっ、これはお母さんには秘密だぞ?」

「う、うん…/////」

お父さんは片目を閉じてウインクをしながら唇に人差し指を置いて言った。その自然なしぐさがとてもかっこよく見えた。そしてお母さんの所へ行ってしまった。

本当にお父さんはお母さんが大好きなんだな。相手を良く見ていて理解し合う…素敵だな〜♪私も巧くんとそんな恋を……って違うでしょ!?何を考えてるのよ私ったら!

私は首をブンブンと横に降って深呼吸をした。



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