君の光を想う





「なっちゃんと遊園地に来たの?」


「……悪い、お前を尾行してた。」


「何で?」


「心配で…」


「そっか、心配、当たったね。」





また泣きだしそうな柚の髪に触れた。


何とも言えない表情で、顔を上げられる。





「お前は悪くない。」


「……春。」


「俺さ、柚の…力に、なれないかも。」






柚に大切な奴が出来た時、




『力になるよ。』




あの時、そう告げた俺。






< 103 / 347 >

この作品をシェア

pagetop