君の光を想う
室内の佐倉と佐倉の母親の表情は、予測通り…驚いた様子。
佐倉は焦った様に、聖へ近付く。
「ちょ、何…」
次第に佐倉の母親の表情がより、
不機嫌な表情へと変化していく。
「夏子、男の子を連れてきたの?あんた、年頃の高校生でしょ…。もっとしっかりしなさい、これ以上、疲れさせないで…」
額へ手を当て、皮肉を佐倉へと向ける。
佐倉には、悪いけど…酷い母親だと思った。
佐倉が「ごめんなさい…」と弱々しく呟く。
学校では、人一倍元気な姿から想像が付かない。
柚が佐倉の妹の肩を抱いて、立ち上がる。
沈黙の重い室内。
そんな中、聖が口を開いた。