君の光を想う
タイミングがないっつうか。
だから、運良くタイミングを掴んだ時に聞いてみた。
「なあ、今日も委員?」
「うん。」
「危ないから、待ってる…」
「だめ!悪いから、絶対だめ!」
勇気を出したのに、呆気なく撃沈。
そして、佐倉の聖からは。
「家が隣なのに、どうして呼び出せないの?ラブレターなんか貰って浮かれて!」
「良いなー春…ラブレター貰ってさ。俺なんて直接言い寄られるからなー…」
「あんたは黙ってて!」
と、説教と野次を食らう始末。
まあ、背中を押してくれてるんだろうけど…
あー……柚の笑顔を見てない。
俺を呼ぶ声が、聞きたい。
離れているだけで、どんどん欲張りになっていく。