君の光を想う
いままでにも何度も繰り返された行為。
日に日に募る愛しさと独占。
感情を止める事は出来ない。
「お前のそういう所、嫌いだ…」
顔を背けながら静かにそう告げると柚が素早く俺の傍から消えていく気配を感じた。
決して口にしてはいけない事を言ってしまった。
胸が痛い、後悔が残る。
それでも
俺の想いにも気付いて欲しくて。
人を疑わずに信じて、
人の気持ちを考えられる。
俺が惹かれる所。
俺が『好き』だと実感出来る所。
そこを『嫌い』だと放って、
心を手放してしまった。