君の光を想う
久々に一人で帰宅する。
空が夕日に染まっていてオレンジ一面。
オレンジといえば、やっぱり柚。
お前ならこれを見て何つーかな。
そんな幸せな感情と切ない感情で変な複雑な気分。
オレンジ色の空を眺めながら歩んでいるも視界に入れたくもない人物が立っていた。
羽井祐馬。
視線を逸らして横を擦り抜け様と足を速めた。
「柚だけ先に送らせた」
しつこいんだよ。
何で俺に突っ掛かるんだよ。
「また無視ですか?これなーんだ」
その言葉に思わず振り返り、奴の手元を凝視した。