君の光を想う
自分でもどれだけ表情が強張って眉間に皺が寄っているかが分かる。
いつだって、強がってばっかりで。
「ごめん、お前を責めるのは間違ってるよな。でもクラクラだろ?」
「……ごめんね、春」
「何で謝んだよ」
足元へ視線を下ろすと覚束ない足取り。
迎えに来て貰うより、早いよな。
そう思い、柚の傍へ寄り、背を向くて腰を下げる。
両手を柚の方へ伸ばして。
「春?」
「…乗れ」
「だ、大丈夫だよ?歩ける!」
「早く乗れって、乗ってくんなきゃ…俺の気がおさまらない」
「ん、ごめんね」