君の光を想う
その瞬間、いきなり襲う圧力。
急スピードでレールを掛け巡る。
あっという間に始めの位置へ到着し、一息付いた。
柚達が降りたのを見計らって、座席から腰を上げた。
「あー…凄い楽しかった!」
「久々だと、スリルあるな…」
柚の姿を見失わない様に、二人の背中を追う。
「さっきの台詞さ、柚が必ず言う台詞だよね。」
そう、空の青へ近づくと共に浮かんだのは、
指を差して、微笑む柚の姿。
来る度に必ず告げられるその仕草が何故か、切なくて…思わず声に出してしまった。