脱力くんの話によらず

彼が言いたい事が
なんとなく分かった。

彼も彼なりに考えてくれている。

私ばっかりが
悩んでいるわけじゃないんだ。


「私も住田くんの事が…」

ぐぅ~。

「……。」

「……。」


突然、鳴った
私のお腹。


「(´Д`)」

「そんな顔しないでよ!!!
あーもー!!おなかすいた!!
このおせんべい食べていい??///」

「どーぞ」



私はカフェとミスマッチな
彼からのおせんべいの封を開けた。




3、【オナカスイタキミガスキダ】了
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