女神さまにおねがい!!~カミコイ2~

 図書館の地下2階にある書庫室。



 扉を開けようとナルが鍵穴に鍵を入れた。



 「ん?開いてる…」


 神妙にナルが呟く。



 「誰か居るの?」


 ナルと私は…扉を開けて…書庫の中に足を踏み入れる。



 普段は生徒は立ち入り禁止で教師だけが出入りしている場所。


 
 湿った空気と本の匂いに満ちていた。



 「「!!!?」」



 場所には似合わない…女性の艶のある声に私たちは顔を合わせる。


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