女神さまにおねがい!!~カミコイ2~
撮影も終わって、俺は控え室に戻った。



控え室にはナルの姿。



「オッス!ヤッキー」


ナルが俺をまともに呼ぶなんて、ありえない。



「昨日はよかったぞ~。さすがはヴィーナス様…他の女とは違うんだな…」



「!!?」


俺は思わずナルの胸ぐらを掴んだ。


「おい!?お前…マジでヤッたのか?相手は女神だぞ!!」


「冗談だ…。恐れ多くて…そんなコト…節操のねぇ俺でも…無理だ…離せ!ヤンキー」


ナルは思いっきり力を入れて、俺の手を払う。










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