先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~




『…ちょ…ちょっと!智也!?』


「…美空…おはよー…。」


目を擦りながら言う智也。


『うん…おはようなんだけど…一回離してほしいなー……?』


今の状況は先程智也が私の手を引っ張りベッドの中へ…。

だから離してほしいんだけどがっちり腰に手を回されて身動きがとれない。


『智也…?一回離してほしいんだけど……。』


「ん~…もうちょっと…。」


いやいや…もうちょっとって。

多分寝ぼけて居るのだろう。

だけど男の子の力には絶対勝てるはずがない。


『ほら…朝ご飯とか作らなくちゃいけないからさ……?』


「…良いじゃん…。そんなに俺と一緒に居るの嫌…?」


私をクルンッと自分の方へ向かせトロンとした表情で言う。












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