先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~




『智也もやる?』


さっきから隣にいる智也に聞く。


「え?良いの??」


『う、うん…良いよ?』


まさかここまで食い付くとは!!


「何か気合い入るわー!」


腕を捲りながら呟いている。


『はいっ!包丁!』


智也に手持ちの方を向けながら渡す。


「よし!!」


『えっ!結構上手じゃん!!』


隣でトントンと音を立てながら切っている智也をみて思う。


「お!まぢ?」


ニコッと微笑んでまるで小さい子供の様な無邪気な笑顔を見せる。

こういう時は可愛いんだけどなー!


『うん!まぢ。』


意外な才能発見しちゃったかも…。









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