揚羽蝶



―優太へ―



この手紙を読んでる時は
お母さんはこの世に
いないかもしれません




優太ごめんね。


こんなお母さんで
でも自分を攻めないで
あたしが悪いから



本当は優太がいい子
だって知ってるから
非行に走っても
優太は優太だから
お母さんは優太が
大好きだった



優太前を向いて歩いて







さようなら





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