もう一度、名前を呼んで。【完結】
「悠唏っ!?何が起きてんだ!?
何だよこの殺気は!!
…誰だ?」
悠唏の後ろから誰かが来る。
威嚇するような声であたしに言ったのが分かる。
「藍那…落ち着け…。」
悠唏がゆっくりとゆっくりとあたしに近づきながら言う。
あたしはそれが聞こえるけど、今のあたしには無駄だ。
自分でコントロールできない。
あたしは悠唏をキッと睨む。
悠唏はたじろぎながらもあたしを真っすぐに見てきた。
「悠唏って強いの?
逃げないなんてね。」