もう一度、名前を呼んで。【完結】




「アイナ…」



愛しい、あたしが待ち望んだ声…



「エドっ!!!!!」



あたしは走ってその愛しい人の胸に飛び込んだ。



ここでは、日本語が話せるのはあたしとエドとリンだけ。


みんな分かるのは分かるけど。




〔イチャイチャすんなよ?〕


そんな悪態をつくのは……



〔エリク!!〕



口角をクッと上げている、エリクもいる。





ここは…

あたしの居場所だ。






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