もう一度、名前を呼んで。【完結】
しばらくウトウトしながら。
寝ようかな…
と思っていると。
ガラガラ…ッ
再び扉の開く音が聞こえた。
勢いのいいそれに、ピクッと反応して悠希が目を覚ます。
「ん゛…うるせぇ…」
目をギュッとつむる悠希。
部屋の入口からは
「まったく!ここは病院なんだからもっとゆっくり開けろよな!!」
「はぁ?静かに開けたじゃねぇか。」
「二人ともうるせぇよ。」
「俺ちょっとお祖父様のとこに行ってくるね。みんな静かにしといてね。」
聞いたことのある、声。