絶望の海 【青春・友情】


私は男に連れられて、近くのファーストフード店で座っていた。

「悪いけど、今日君が飛び込んだら僕の復讐が成立しなくなる」

「復讐?」

「そうだ、僕は今日この日死ぬことで、彼女への復讐を果たすんだ」

「復讐する為に死ぬの?」

「そうとも」

いかにも冴えないサラリーマン風の男は妙な自信を持って言った。

「ところで…君はなぜ死ぬ?」

「私は…」


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